「よし!ムロに到着!!」
「ありがとう!じいさん!!じゃあ、しばらく待っていてれ!」
つか、そのダイゴなる人物は一体どこにいるのだろうか。

しばらく彷徨っていると、

「うわっまた洞窟。」閉所恐怖症なんだよね。
まあ、恐らくここ以外はもう探したからな。ジムの中以外は。

中には行ってしばらくしていると、

「うわっ、暗い‥これ以上進むのは無理っぽいな。
フラッシュはあるけど使えないし。バッジがないからな。」
仕方がない。面倒だがジムリーダーと戦ってフラッシュを使えるようにしようか。

15分後‥‥

「こんちは〜。」
この間は白い目で見られたな‥‥って
「うわっ暗い!」
「ここはジム生を倒せば明るくなるのさ。」
誰?
「俺がジムリーダーのトウキだ」
なるほどジム生倒せば明るく‥‥いいだろう。

10分後‥‥

へんなつの、ねんりき!!‥‥よし!後はトウキ、お前だけだ。任務のために散ってくれ。
「俺は一筋縄ではいかないぞ。」
「ふっそれはどうかな。お前が格闘使いだということはわれてんだ。へんなつので一発だぜ!!へんなつの、ねんりき!!」
「なんの!!ワンリキー!!ちきゅうなげ!!」

20分後‥‥

「はぁ、はぁ、‥俺の負けだ。ほら、このバッジを受け取ってくれ。」
‥‥ほかは?
「え?」
他に渡す物があるでしょーが!
「あっ、あぁ、まだあったな。ほら、わざマシンだ。この中にはビルドアップが入ってい‥‥る?」
そんなんいらんわ!!まぁ、もらっておくが。本当に渡すべきは、これでしょうが!!

と、俺は、トウキの持っていた財布を指さした。

「くっ‥‥持っていってくれ‥‥」
「あ?1800円?しけてんな‥まあいい。このわざマシンたたき売りゃ合わせて3000円くらいはするだろ。じゃーな。一文無しに用はない。」

そんな具合でジムリーダーから軍資金をカツアゲ‥もといもらって、もう一度洞窟に行った。へんなつのにフラッシュを覚えさせて。
ー続く

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