さてとだ。
これからどうする?考えろ。あのキャモメ馬鹿のじじいは帰た。
まぁ、あいつのピーコちゃんを丸焼きにするから良いとして。

イカダか‥‥まぁ一応木はあるからな。とりあえず使えそうな木を切り出してくるか。
ナマケロ!いあいぎりだ!!
‥‥ふぅ。木はこのくらいで良いかな。

次はロープ‥‥そうだ!!買いだめしてたあなぬけのひも!!!
とくれば、あとは帆となる布‥‥

‥‥

‥‥

‥‥

シュミレート?
「こっこらぁー!!またんかー!!布泥棒!!!
‥‥犯罪者の仲間入りだけはごめんだ。

シュミレート?
イカダ作戦を止めカイナまで泳ぐ
‥‥かなづちだ。

シュミレート?
いっそムロに住む
‥‥これが妥当なのか?そうなのか?

‥‥

‥くそっまともな案がでてきやしねえ‥‥ここは賭で
帆無しイカダで勝負してみっか?
まぁ、現状を打破出来るのはそれだけだしな。よし!ふなのりじじいに復讐するために、生き残るぞ!!
だが今日はもう暗い。ポケモンセンターで休むか。

翌日‥‥

「よし!イカダづくりだ!!頼んだぞ!フヌケ!ナマケロ!」
へんなつのは手があるのか無いのかよくわからんからな。短いし。
「じゃあ、フヌケはそっちをもって!」
「そしてナマケロ!!寝るな!!」

そんなこんなで3時間後‥

「出来た!タナカ一行専用イカダ!!帆無しver!!」
これで出発できる。
「行くぞ!!カイナへ!!絶対生きるんだ!!誰も死ぬなよ!!!」
そして、雨にも負けず、風にも負けず、波に揺られて1週間。

「つ、着いた‥‥やったでー!!俺達は勝ったんや!!やったでぇ〜!!!」
興奮しすぎて関西弁っぽくなり、更に当初の目的は忘れている様子。
「よし。一日休んで明日は観光だ!とりあえず博物館行くぞ!!」

翌日‥‥

「ふぅ。ここが海の博物館だな。海の博物館って名前じゃないけど。」
‥‥とそこには、コスプレ集団でお馴染みの、マグマ団がいた。

―続く

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