さてとだ。そろそろセンリ対策を立てた方が良いな。
そういえばなんだかんだであいつの手持ち
ヤルキモノしか知らないからなあ。しかし、凄い攻撃力だったなぁ。
防御上げる技が欲しいなあ。‥‥そういえば、フヌケの「ビルドアップ」って攻撃も防御も上げる便利な技だったな。‥‥いいかも。

するとそこに、

?「ほほぅ、センリ戦について何やら困っているようだな?手伝ってやろうか?」
「誰だ?‥‥ってあ!!」

そこにいたのは‥‥

「育て屋(ばあさん)じゃ!!」
育て屋夫婦の「婦」の方だった。
「で?よりによって何であんたなんだ?」
「ふふん。何を言っておる。お前は少し前にナマケロを置いていったではないか。そいつが今ケッキングになったのじゃ。
まぁ本当のことを言うとお主の各地での噂を聞いてな。この間はしっかりと話せなかったからな。会いに来たんじゃ。」
「そうか。ってかナマケロはもう大丈夫なのか!?」
「ケッキングな。‥ああ、もう大丈夫だ。相当無茶をしない限り戦っても問題ない。
全く、ポケモンの回復力には驚かされるわい。
「じゃあナマケロをー」
「駄目じゃ。ていうか、ケッキングな。」
「何で!?」
「お主のことじゃ。これからも無茶するじゃろう?初めてお主がナマケロを連れてきたときのケガ具合を見れば分かるわい。」
「う‥‥」
確かに無茶をしている。多分これからも。
「じゃあナマケロはあんたに任せるが‥‥これからどうするんだ?」
「そのことじゃ。センリはヤルキモノとケッキングを扱う。
ヤルキモノはそうでもないがケッキングは恐ろしく強い。ていうか、ケッキングな。」

ーあの俺達をぼこぼこにしたヤルキモノでさえも

『そうでもない』なのか‥‥

「このケッキングもセンリのケッキングと比べたら『1匹目』のケッキングと同じくらいじゃろうな。」

1匹目?どういうことだ?

「実はセンリの戦力を細かく分析するとな、
1番弱いのはヤルキモノ、次に『1匹目』のケッキング。
そして、突出して強いのが『2匹目』のケッキングなのじゃ。
まぁ、奴のポケモンの中だけで言うとじゃがな。」

て、つまり‥‥

「全部強い中でさらに『2匹目』のケッキングが強いのじゃ。」
「なるほど。でどうするんだ?」

すると、ばあさんは人差し指を立てた。

「1?1ヶ月くらい修行すんのか?」
「ふふん。そんな長くはせんよ。1週間!!
1週間でお主とセンリを互角‥いや、それ以上に育てる!!」

え?まじで?

「まじで、何て言う暇なんぞ無い!!行くぞ!!」

どこに?

「わしの家じゃ!!!」

え〜メンド‥‥遠いジャン。

「つべこべ言うな!!行くぞ!!!」

はいはい‥‥

ー続く!!!

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