「はぁ‥‥しっかしいつになったら小説更新されんの?
あ、それポン。」

と、俺。

「そうじゃのう‥これでは特訓も始められんではないか。
ていうか、中を※1喰うなんて、早上がり狙いか?せこいのお。」

と、育て屋(ばあさん)

「いやいや、よく見てみい。ドラが中じゃぞ。これであがられたら満貫くらい行くかものお。
ちょっとやばいのう。ひょっとして、チャンタでも狙っているのかの?でもあれは※2喰い下がりだから、得点も下がるぞ。」

と、育て屋(じいさん)

「ふん。まあ、あがれなきゃ意味が無いのお。ほれ、それロンじゃ。見て驚くなよ。※3字一色じゃ!!」

と、テッセン

「何ぃ!!!?」

と、テッセンを除いた三人。

※1喰う‥‥ポンとかチーなどで相手が捨てた牌を奪うこと。
※2食い下がり‥※1をすると、あがったときに得点が下がるあがり方のこと。
※3字一色‥‥麻雀のあがり方の一種。ちなみに字一色は※4役満である。
※4役満‥‥麻雀のあがり方で1番凄い奴。なので、得点も1番多い。代表的な役満に、国士無双などがある。


10分後‥‥

「ていうか、特訓は?」

と、俺。

「いやぁ、あまりに更新がなかったから暇つぶしに麻雀を、のお。」

と、なんか昔を思いだしたかのように言うばあさん。

「で、テッセンはなんでいるの?」
「それはあれじゃ、麻雀の面子がたらなかったんじゃ。」
「そういうことジャ。」

じゃあ、特訓も始まるし、もう用なしだな。

「そんなことはない。わしも特訓に参加‥‥」
「却下。」
「そんなぁ‥‥」

負け犬に教わることはない。立ち去れ!!

「さて、負け犬がいなくなったところで、さっさと特訓を始めよう。」
「うむ。では行くぞ!!」

------------------------------------------------------------

「で、どういう特訓すんの?」
「ふふふ‥‥それは単純明快。このケッキングと一週間戦うんじゃ!!」

なるほど、単純明快。

「だが条件がある。」

なんだ?

「お前のポケモンは攻撃するな。」

はぁ?馬鹿じゃねえの?ずっと避けろってか。

「そうじゃ。最初は一匹につき10分避け続けろ。だんだん避ける時間も延ばすからな。」
「なるほど。わかった。じゃあ始めてくれ。」
「よし。いけっケッキング!!」
「久しぶりだな、ナマケロ。まさかこんな形で再開するとはな。まぁいいや。行くぞ!行けっフヌケ!!!」
「よし、いくぞ!!ケッキング、きりさく!!」
「む‥‥速いな。だが!!私より遅い!!」
「フヌケ駄目だ!!しゃがむんだ!!」

と、言ったものの、

「避ければいいだろうが!何故しゃが‥‥ぐあ!!」

ほら。普通に避けてちゃ駄目なんだ。あいつ相当リーチが長いぞ。

「‥‥ふむ。なるほどな。」

何がだ?フヌケ。

ナマケロを見てみる。ちょっと息が荒れている。

「私はもう良い。」

‥‥なるほどな。

「何を言っておるのじゃ!!それじゃあ特訓は‥‥」
「あんた、それでも育て屋かい?ナマケロを見てみろ。
ケガの後遺症が残ってるんだ。そんな状態で満足に戦えるか?」
「‥‥そうか、すまなかったな、ナマケ‥ケッキング。お前のケガ、気付いてやれなくて。」

いや、分かれば良いんだ。分かれば。

「しかし、それでは特訓がー」
「だいじょーぶ!!ていうか、フヌケになんか秘策があるみたいだし。な、フヌケ。」
「えぇっ?あっえっ‥当然だ。あるに決まっている。」

無いんだな。まぁ、言わないことにしておこう。

っていうか、突然の無茶なふりに相当焦っていたな。
今度不意打ちの如くなんかふってみよう。

ーまぁ、実はあるんだけどな。秘策。

ー続く!!

コメント